線の練習
それでは線の練習をしていきましょう。
練習で習得したいことは3つあります。
- 方眼線にそって真直ぐな(正確には真直ぐに見える)線を書けるようになる事
- ペンホルダーで太い波打ち線を書けるようになる事
- シャーペンで細い波線を書けるようになる事
練習といってもやる事は1つ
ひたすら4cm角~10cm角程度の
四角を書いていく事です。
なぜ四角なのか?
実は縦引く線と横に引く線は
感覚が違うからなんですね。
人によっては縦のラインは
真直ぐ引けるけど、
横の線は曲がってしまう
といった人もいます。
この感覚の違いをマスターして
綺麗なラフ図面が書けるようになるんですね。
それでも縦の線は真っすぐ書けるけど
横の線が真っすぐ書けない・・・
という方は、紙(図面)の方を回転させて
得意な方向だけで書いても良いです。
ポイント
- 縦に書く線と横に書く線の間隔は違う
- 紙を回転させて、得意な線の方向だけで書く
【Lesson1】四角を書いてホルダー線を練習する
このパートでは練習を実際に練習していきます。
次の動画を参考にしながら練習していきましょう。
方眼紙はこちらからダウンロード⇒
【Lesson2】ペンホルダーで間取りを書いてみる
先ほどのパートで線を書くことになれて来たら、早速実践に移りましょう。
四角から寝室・子供部屋を書いてみる
LDKを書いてみる
【Lesson3】シャーペンで立面図を書いていみる
四角を書くことに慣れてきたら早速手を動かして立面図を書いてみましょう。
正直、自転車の練習と同じです。
練習を繰り返すと、手が覚えてきます。一度体が覚えてしまえば後は何カ月、何年、経っても上手な線がかけるので最初だけ頑張ってみましょう。
(単純な立面を書く動画)
何故か上手に見えない場合
さて、練習してみたもののイマイチ
手本のように設計っぽい線に
なっていない場合はとりあえずこちらをチェック。
- 線が真直ぐ、平行でない
- 線の端が、数ミリ突き出していない
- 家具・キッチンなどがスケールアウトしている
- 波打ち線が小刻みすぎる
何故か上手に見えない人は大体
上記の4つのうちのどれかに当てはまります。
線が上手という事もとても大事なのですが、
平行・直角・(に見える)・スケール感が
おかしくない
と言った基本的な図面要素は、
上手に見える図面と言った点で
意外なほど大事です。
フリーハンド図面なので、
多少のスケール感がおかしくても
いいのですが、
キッチンや家具が
あまりに大きすぎる、小さすぎる
といった図面だと
やはり素人感の出る図面に
なってしまいます。
慣れないうちは、
キッチン、家具の下線を定規で薄く書いて
それをなどるように書いていきましょう。
といか、慣れている私でも
基本は下線を書いて
その上からフリーハンドで
仕上げているんですね。
添削
それでもうまくいかない場合は
公式ライン上で質問、添削もOKですので、
お気軽に相談下さいね。
正直添削をガンガン受けていただければ
直ぐに上達します。
この講座の本質は添削を直ぐに受け、
上達に結び付ける仕組みにあります
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