こんにちは!PresenTech手書き図面講座のヒロです。
今回は、
色付けに使うペンで出来栄えが180°変わるから、適当にペンを選ぶな!
という事を伝えていきます。
色付けるのってどんなペン使っても、雰囲気が変わるだけでどれでもいいんじゃない?
と思っている方の、思い込みを崩していきたいと思います。
結論から言うと、僕が書くようなプロらしい手書き図面は僕が使っている道具以外では絶対にいい表現できません。
そう、もう一度言います。
絶対にできません。
実際に実務でも、ペンを忘れたので即席でどこでも買える色鉛筆 24色だけで色付けをしてクライアントに出したことがありましたが、
その時の反応の悪さと言ったら・・・
何と言うんでしょうか?お客さんも期待感があったからか、期待外れだった感じがヒシヒシと伝わってきて、
無言で図面を見るという地獄のような時間が流れていきました。
マジでその日だけは、「手書きで作るんじゃなかった」・・と激しく後悔しました。
適当にペンを選択すると僕の書く図面とは
似て非なる・・・いや違うペンを使えば似せることすら難しいでしょう。
それでも、「自分でいける」という方は100本位ペンを買って試してみるとそのうち
近い表現を見つけることができるかもしれません。
プロの様な手書き図面は知識で書けると紹介してきましたが、
アイテム・ペンの知識はその骨格をなすモノと言っても過言ではないんですよ
ですので、アイテムを知る重要性を確認していただきます。
ではこちら、誰もが1度は使ったことがある三菱の12色の色鉛筆です。
こちを使って図面を着色していくとこんな感じになります。


どうでしょうか?さすがに塗り絵感が出まくってますね。
これでは誰からも「うまっ!」という声は引き出せないでしょう。
それどころか「色付けないほうがいいんじゃない?」と
言われてもおかしくないレベルですね。
ぶっちゃけ僕はプロ建築士としての自負はありますが、
僕が書いても、12色色鉛筆だけだと、これ位が精一杯
そして、講座内でこれから紹介する道具をしっかり使って
色を付けた場合はこちら


如何でしょうか?使うペン・アイテムが違うだけで全然違う図面になったと思いませんか?
これ位アイテムの持つ力で、出来栄えに差がつくんですね。


上手に見せるポイント
- どこにどんなペンを使うべきか?という知識
- 相性のいいペンの組み合わせの知識
- カラーバランスの知識
12色の色鉛筆だと上記の、上手に見せる3ポイントを押さえていないから、ショボい仕上がりになっちゃうんですよね。
12色の色鉛筆が、ゲームで言うと一番最初に勇者がもっている武器ですよね。攻撃力3とか。
見る人に高確率で「うまっ」と言われるまで、アップグレードしたアイテムは、
ゲーム終盤でしか手に入らない強力なアイテムだという事です。
どんなに、手書きに慣れてても、道具がショボかったらショボい図面しか書けません。
逆に、道具が良ければ、慣れてなくてもハイレベルな図面に見えてきます。
僕が講座で伝える道具は、10年間少しずつ色々と試して、見つけてきた強力アイテムをいきなり提供するという事なんですね。
だから、いきなりレベルをジャンプアップできる・・・という事です。
それでは、次回またどんどん紹介していくので、レベルをバシバシ上げていく事ができます。お楽しみに!